七月十日(火)癸卯(舊五月廿七日) 晴、猛暑

 

今日は妻が一人で淸水に行きました。 

ついでにマリちやんの姉のルツちやんから借りていた竹弓を届けてもらひました。ぼくが自分で持つて行けたらよかつたのですが、葬儀に出られるかどうかわからないので、とりあへず持つていつてもらひました。ぼくには少し強い弓でしたが、製作者もはつきりしてゐるいい弓でした。弓道をやめざるを得なくなつた今のやうな状態では、お返しするしかありません。 

 

ぼくはといへば、また咳がではじめてしまひ、それででせうか、脈拍が突然にあがつたりして、最近求めた安樂椅子に身を横たへて、L・A・モースの 『トリプルX』 を讀み續けました。