十月(神無月)一日(水)乙巳(舊九月八日) 曇り、朝夕小雨

 

東京慈惠大學病院に通院しました。二ヶ月に一度の通院日です。病院内は、相變はらずの人出です。いや、催し物ではありませんから、人出はないですよね。でも、御婦人方を見てゐると、どこにお出かけなさるのかと思はれるやうに着飾つてをられるのです。ちよつとは場所柄をわきまへていただきたいと思はないではゐられません。

ところで、診察が近づいて、受付の奥に呼ばれて待つてゐたとき、目の前の掲示板を見て、ぼくはええつと思はず、聲が出さうでした。呼ばれるまでは、外の廊下にゐたので氣がつきませんでしたし、以前からあつたのかもわかりませんが、そこに、「循環器疾患と運動療法」といふビラが貼つてあつたんです! 

すぐ横に、ご自由にお持ちくださいとあつたので、一部いただきました。要するに、心臟病でも運動しなさい、といふお勸めなんです。ぼくは、適度に運動をするやうにとは知つてゐましたが、どのくらゐやつていいものかがわからなかつたし、「中仙道を歩く」については、内心びくびくしてゐたんです。それが、これでよくわかりました。そして、何よりも安心しました。「中仙道を歩く」は、ちよつと適度を越えてゐるかも知れませんが、決して無謀な運動ではなかつたのです。むしろ、危惧しながらも參加してきてよかつたと思ひました。

「少し汗をかく、息のあがらない、会話しながら三〇分程度は続けられる(有酸素)運動」がいいと書かれてゐます。、“夜のピクニック”も、“夜の早足”も理想的のやうですね! 

 

今日の寫眞:病院からいただいた、「循環器疾患と運動療法」。

 

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