二〇一六年二(如月)月一日(月)癸丑(舊十二月廿三日・下弦 曇天

 

午前中は小松英雄先生のご本を讀み、午から弓道場へ行きました。それで、ちよいと熱心に集中してお稽古に勵みました。ときどき注意といふか指導してくれる心強い先輩(?)が二人ゐるので、今日はとくに調子よく、いい音が響きました。今年たてた目標には達しはしませんでしたが、いいところまでいつたので、氣分がだいぶ晴れました。 

ところが、道具を持ち歸へらなければならないその先輩が、歸りに自分の「矢」を忘れたので、あとからぼくがお屆けしました。したら、なんと一升瓶のおみやげをくださつたではありませんか。もちろん、お料理用としてくださつたのでありますが。 

その、先輩の宮司さんが言ふには、祝詞(のりと)をあげるとき、依賴者の住所氏名を必要とするらしいのですが、書いていただくときに、その住所氏名を他に流用しないといふ誓約書を書かなければならないんださうです。びつくりしました。それぢやあ、トラブル日本さんが、使へないといふのも無理ないかなと納得しました。 

 

今日の讀書・・小松英雄著『みそひと文字の抒情詩~古今和歌集の和歌表現を解きほぐす』(笠間書院)繼讀中。 

 

今日の寫眞・・今日の寅ちやん。環七に出る信號付近にて、前を走るは、「世田谷」ナンバー、なんてあつたのか? 弓道場にて賴り甲斐のある先輩。そして、いただいた一升瓶!