十二月五日(火)丙寅(舊十月十八日 晴、冷える

 

今日は、妻に幾度も注意されてゐたので、部屋のかたづけを行ひました。本は仕方ないにしても、いつも使ふ文房具がやたらにたまるのであります。机の上をはじめ、寢床の枕の周辺等々。まあ、どうにかお茶を濁すていどでやめておきました。 

それで、今日は、五人のクラスメートに、『歴史紀行』 十一册を順次お送りしました。ところが、『菅原道眞紀行』 だけが、パワポの書式が殘つてゐて、まだワード版化が十分ではないことが判明。これを仕上げるのにほぼ一日かかつてしまひましたが、おかげで、『平將門紀行』 まで、いや、季節ものの 『赤穂浪士引揚げの道・上州紀行』 も加へて、十二册を送ることができました。 

 

今日の寫眞・・懐かしい伊豆下田の弓道場にて。九十歳を越え、萬年初段でなほよく的中の鈴木さん。ぼくの尊敬し理想とする師であります。それに引き換へ、注意されてばかりゐた入門したてのぼく。二〇〇九年十一月のころだと思ひます。