十二月廿一日(木)壬午(舊十一月四日 晴

 

今日の讀書・・今日も『源氏物語』〈賢木〉の卷を繼讀。今日は五三頁まで、九頁讀み進みました。全一三四頁ですから、三分の一は讀んだことになります。 

今日の場面は、中宮藤壺との密會です。けつこうきわどい描寫です。それにして源氏の君、懲りない男ですね。頭の中をのぞいてみたいです。ピンク色の渦でも巻いてゐるのかしら? 

 

今日の御詠歌・・二十番の解説、二十番、二十一番、二十一番の解説、(二十二番の解説は宿題) 

 


 

*昨日の宿題、二十番の解説 

「第二十ばん 山しろの國おとくに郡小しを村にしやまよしみね寺(善峯寺) 

本尊千手觀世音菩薩 御長六尺 仁弘ほつしの御作にして開山はげんざん(源算)上人なり」

 

*第二十番札所 

「二十ばん 山しろのくによしみね 

のをもすぎ やまじにむかふ あめのそら よしみねよりも はるゝゆふだち 

野をもすぎ 山路に向ふ 雨の空 善峯よりも 晴るる夕立

 

*第二十一番札所 

「二十一ばん たんばのくにあなうでら 

かゝるよに うまれあふみの あなうやと おもはでたのめ とこゑひとこゑ 

かかる世に 生まれあふ身の あな憂やと 思はで賴め 十声一声

 

*二十一番の解説 

 「第二十一ばん たんばの國桑田郡あなお(穴太)村 ぼだいさん穴太寺 

本尊聖觀世音菩薩 御長三尺三寸 らくようのがんせい(感世?)御作にしてうぢのみやなり(宇治宮成)公の開きなり」 

 

今日の寫眞・・先日TVで見た映畫『ラストベガス』の一場面。解説によると・・・ 

「マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインら大物オスカー俳優たちが豪華共演を果たしたドラマ。老いても気持ちだけは子ども時代から変化のない友人たちが、ラスベガスを舞台に大騒ぎする一夜を描き出す。友情に夫婦愛に恋愛などさまざまな要素が絡み合う極上の物語に引き込まれる。」といふもの。老いてなほ、といふのはぼくも好きです。 

それと、パソコンで、東武鐵道お客さまセンターを通じてはじめて取つた指定券。 

「件名:東武特急券お申込み回答(ご予約完了メール) 東武鉄道各駅受取りお申込みありがとうございます。ご予約が完了いたしました。予約番号・予約内容をお控えの上、東武鉄道各駅にてご購入ください。」といふもの。妻が北千住の近くまで出かけたので受け取つてきてもらひました。當日の朝、受け取るのに手間取つては困るので、念のために受け取りましたが、けつこう便利です。次回の《東山會》の會津散策のときにも利用しようかと思ひます。