五月卅日(火)丁巳(舊五月五日 晴

 

靑島齒科醫院が今週休業なので、急遽慈恵醫大病院の齒科へ行きました。七時に起きて準備し、病院には八時三〇分に到着。二〇一一年七月までここで診ていただいてゐたのですが、今回は豫約なしですから二時間半待つてやつと診察を受けることができました。

でも、やはり來てよかつたです。血壓計と酸素量計、それに胸には心電圖の電極コードを装着しての治療でした! また、火曜日の今日は、ぼくの循環器内科の主治醫、「みかちやん」先生の擔當日ですから、もしものときには救援してもらへます。 

痛かつたのは歯莖に膿がたまつてゐたからでありまして、膿を取り除き、處置し終へたらばウソのやうに痛みがなくなりました。 

けれども、入れ齒は装着しないやうに、割れた齒を動かさないためにですが、食べにくくても榮養はとるやうに、なんて難しいことを言はれました。 

次回は三日後の金曜日です。どのやうな治療をするのか、それによつては靑島醫院に連絡しなければなりません! 

晝食はたぬきうどん。夕食は、ご飯は食べにくかつたので、おかずの餃子と冷や奴だけいただきました。 

新しい藥をいただきましたが、これも副作用がひどいやうに書かれてゐました。でも、背に腹はかえられません。で、なんだかからだがだるいので、夜は勉強はやめて小説を讀んですごしました。 

それにしても、六十歳頃まではきれいだつた齒が、のきなみぼろぼろときたのは、言ひ譯ではありませんが、長年飲みつづけた藥のせいだと思つてゐます。あ~あ、年をとるのがこんなにつらいなんて!

 

今日の寫眞・・今日のモモタ。どうも目やにが治らない。 

それと、昨日と今日屆いた、藤本泉さんの、『源氏物語の謎』祥伝社ノンブック) と 『1008年源氏物語の謎』(旺文社文庫) です。藤本さん、一九五五年頃から 『源氏物語』 にこだはりつづけてきたやうなんです。執念ですね。 

これと似てゐるのは、聖德太子は實在しなかつたといふ推理です。ぼくはすでに書いたやうに、藤原不比等の捏造ではないかと半ば以上信じてをります。これら歴史の眞實を暴くことは實に面白い!