五月十八日()乙巳(舊四月廿三日 晴のち曇り

 

今日の讀書・・藤原道長の生涯を描いた 『この世をば』 につづいて、今日は、角田文衞著 『紫式部 その生涯と遺薫』(平安博物館・昭和四十三年) を讀みました。『源氏物語』 の外堀を埋めるやうな學びの一端ですが、參考書は厖大な量ですから、五十四帖讀み終はるまでには、さらに讀んで内容を深めることができればいいのですけれど。 

 

今日の寫眞・・かつて訪ねた、紫式部のお墓。 

一枚目はその入口。三枚目は、左が紫式部お墓で、右は、小野篁のお墓です。何故同じところにあるのかは、いまだに分かりませんが、角田文衞さんによれば、紫式部のお墓はたしかだらうと記されてをりました。四枚目は、同じ敷地に建つ、角田文衞さんによる、「紫式部顕彰碑」です(『歴史紀行 六 平安京編二』第三日、二〇一一年十二月卅一日參照)