四月六日(月)壬子(舊二月十八日 晴のち曇り、暖かいが夕方小雨

 

今日から、ワード版『歴史紀行四十四 中仙道を歩く(廿五)』(鵜沼宿~加納宿)を書きはじめました。歩いたその日に、「日記」として書いてゐますし、また斷片的に、氣づいたことを書いてはゐたんですが、それをはじめから、紀行文としての流れに從つて書きはじめました。

 

午後は弓道場へ出かけました。まだ左手親指の付け根が痛いし、胸も觸れば疼くやうな状態でしたが、實際に弓をとつてどうなるかを知りたかつたんです。でも、大丈夫でした。直接怪我のあとには觸れないやうですので、安心しました。むしろ、いつもよりも的中率がよくて、うれしかつたです。

途中から、中辻先生がこられましたが、今日は見學といふことで、お座りになつて、アドヴァイスをくださいました。そして、片づけてゐたら出てきたと言つて、一册の本をくださつたのです。誰にといふことではなかつたのですが、みなさんが、ぼくの方を向いて、どうぞといふ感じなんで、ありがたくちやうだいしてまゐりました。那須義定著『華の弓 那須与一』(叢文社)といふご本です。

 

そして、歸宅したら、また一册の本が屆いてゐたんです。關田寛雄先生の書かれた、『あなたはどこにいるのか』(一麦出版社)です。著者の謹呈本です。「講話集」とありますから、先生のお聲を聽くやうにして讀みたいと思ひます。

 

今日の寫眞・・二人の師から、それぞれいただいた書物。

 

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