四月廿七日(月)癸酉(舊三月九日 晴、暑い

 

 午前中は、寫眞の選擇と加工を行ひ、晝からは弓道場に出かけました。

 今日は、常連のメンバー四人でしたので、回轉がはやくて、いつもよりたくさん射ることができました。そして、歸りに、齋藤さんから新しい帶びの締め方を敎へてもらひました。歸宅して調べてみたところ、「一文字」と「横一文字」のどつちにも似てゐてどつちでもないやうな締め方でしたけれど、樂に締めることができるうへに、形が整つてゐるので、これからはこれで行かうと思ひました。

 

今日のピクニック・・妻と久々の夜の散歩を樂しみました。お花茶屋までの行き歸りでしたけれど、八時一五分に家を出て九時一五分に歸宅、三六〇〇歩でした。

途中、いつもの古本屋によつたところ、『佐渡叢書 第四卷』(山本修之助篇)といふはじめて目にした本を買つてしまひました。「撮要佐渡年代記」、「小比叡騷動史料」、「佐州流人寄帳」の三つの史料が入つてゐます。興味がわいてきます。

 

今日の寫眞・・近所のお宅がだんだんと取り壊され、更地(さらち)になつていくのは寂しいものです。一番目は長年空き家になつてゐて、野良猫の住み処になつてゐた家です。我が三兄妹もその床下で生まれたと思はれます。三枚目は、福喜湯の取り壊されたあと。高い煙突が目印だつた風呂屋で、ぼくも子どもの時にはよく入りに行きました。

 四枚目は夜のスカイツリー。そして、『佐渡叢書 第四卷』。最後の、『ハーバードの人生を変える授業Ⅱ』は、妻が突然やつてきて、興奮してぼくにその面白さを語つた本です。

 




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