十一月廿九日(日)己酉(舊十月十八日 晴

 

今日は一日寢て過ごしました。外出がよくなかつたのでせうか、熱はないんですがのどがおかしくて、ときどき苦しい咳が出ます。なにせ、明後日は親鸞聖人紀行ですからね。完治しないまでも、完歩出來るくらゐの體力はつけておきたいと思ひ、食事だけはたつぷりといただきました。

また、ただ寢てゐるといふのはぼくの生き方にもとるので、「北國街道(三)」で登場する小林一茶の『おらが春』を讀んでみました。もちろん筆文字の和本をです。ただ、字が下手なのかどうか、獨特の癖がある書き方なので、なかなか進みません。まあ、考へ考へ讀むにはちやうどいいかも知れません。

 

今日の寫眞・・小林一茶 『おらが春』 の和本と岩波文庫版。判讀しにくい文字が現れるとしばしば文庫本のお世話になります。

 

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