十一月二日(月)壬午(舊九月廿一日) 雨のちやむ
今日も格闘。いへ、『北國街道を往く(二)』執筆の格闘です。本文より「註」が充實してしまひさうです。まあ、いつものことですが、本文はなるべく通讀できるやうに滑らかにしたいと思つてゐます。
それで、脇目も振らず、夜も遅くなつてやつと仕上がりました。が、すぐ續いてパワポ版にかかりました。公平に同時にお送りするためです。
今日の寫眞・・『北國街道を往く(二)』を書くにあたつて參考にさせていただいた書物。針原孝之著『越路の家持』(新典社)と、高岡市万葉歴史館論集『越の万葉集』(笠間書院)。それに、『義經記』(岩波文庫)と『新版絵入平家物語(延宝五年本)』(和泉書院)の倶利伽羅峠の繪の頁。