十一月十五日（日）乙未（舊十月四日）　雨のちやむ

今日は、やつと「北國街道（三）」（善光寺宿～出雲崎宿）の「日記」兼「紀行」の下書きを書きはじめることができました。ずるずると間延びした書き方だと、紙面もさうですが、「紀行」にも差し支へるので、適當にはしよりながらも、第一日目を書くことができました。

今日の寫眞・・「北國街道（三）」第一日目の夜、直江津の町でいただいたお料理の思ひ出寫眞。何と言つてもお刺身の盛り合せと「のど黒」の煮付けがとくに美味しかつたです！　中仙道の旅では、食欲がなくてまともにいただけなかつたので、この夜の食事の美味しさはまた格別でした。

さういへば、ぼくのツアー旅はこれですべてお仕舞ひ。ご一緒だつた方々とは、これが最後の晩餐なのでした。もうこのやうな樂しい旅はないのかも知れません。