五月十五日(金)辛卯(舊三月二十七日・沖縄本土復歸記念日 晴、風が強い

 

昨日は、パソコンの前でがんばつたので、今日は、諸資料探索のために、古本市をハシゴしました。はじめは神田の古書會館へ行き、つづいて、早稻田大學を訪ねました。いつもなら穴八幡宮で行ふはづの早稻田の古本祭が、今回はどういふわけか分かりませんが、大學構内での開催だつたのです。そして、さらに、五反田にある南部古書會館にも足をのばしてしまひました。

結局は、影印本を數冊求めて、ほくほくして歸つてくることができました。『細川幽齋聞書』(和泉書院)と、契沖著『百人一首改觀抄』(桜楓社)と、和本で文庫本大の『古今和歌集(上・下)』です。これは携帶にいいですね。それと、影印本とは言へないかも知れませんが、和綴の明治十二年出版の『岐阜縣地誌略』です。これは、木曾谷について敎へていただいた、『信濃地理』と同類の簡にして要を得た内容の教科書ですね。早速使へるかも知れません。

さうさう、早稻田大學では、久々にアジ演説を耳にし、お上品でしたが、立て看も目にとまりました。でも、みなどこまで本氣なんでせう?

 

今日の寫眞・・早稻田大學、大隈重信銅像の裏手で開催中の古本祭りと、五反田の南部古書會館。それと、『古今和歌集(上・下)』本と『岐阜縣地誌略』です。

 



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