五月八日(金)甲申(舊三月廿日 晴

 

朝食後、また伸びてきた塀の蔦の剪定を行ひました。氣にはなつてゐたんですが、母がせかせるもので、あへて、遲らせたわけではありませんが、ともかくも今朝になつてしまつたのであります。まあ、やりはじめてしまへば、ものの三十分ほどで塀の外側をきれいに切りそろへることができました。

といふのも、ぼくは、そのあと、また定例の古書市を見學に行かなければなりませんので、それで急いだといふこともあります。妻は快く驛まで送つてくれました。

さて、ぼくが出かけた後です。我が家に突然のハプニングが生じ、ぼくは、午後になつて、こちらから妻に連絡をとつた時に知らされたのでありました。即、頭を切り換へ、行動を起こし、先ほど(八時頃)歸宅するまであわただしく過ごしたのでありました。

 

今日の補足・・神田古書會館では、掘り出し物がありました。新典社から出てゐた影印の『靑表紙本 源氏物語』、全五十四冊+「解題」等の五十六冊がみつかつたのです。しかも、まとめて二五〇〇圓だつたのであります。もう、幸運と言ふしかありません。その他にも、古典文庫の影印の好色ものが何册か購入できました。

 

今日の寫眞・・どういふわけか、龜有驛南口の夕方の光景です。

 

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