十一月八日(木)甲辰(舊十月朔日・朔) 晴のち曇り

 

今日は通院日。ところが、擔當の師がこの三月にかはつて以來、午後の診察にまはされてしまひ、どうも調子がおかしい。でも、諸檢査の結果、心臟の具合がまあ順調に行つてゐるやうなので一安心。まだまだ倒れてはをれませんのです。はい。

 

それで、中井甃庵著 『とはずがたり(不問語)』 を、お約束通り、待合室で讀み終はらすことができました。理解できないとこるが多々あつたにせよ、江戸時代の和本を一册讀み上げることができたのは、ぼくにとつてたいへんな自信になります。

 

ところで、ぼくの携帶電話はいはゆるガラ系といふやつで、電話とメールのやり取りができるだけの實にシンプルで使ひやすい機種です。しかし、すでに六、七年も使つてゐるので、充電してもすぐに電氣切れをおこすのです。で、バッテリーを交換したいと思つて、“au”ショップを訪ねたところ、この機種のバッテリーはすでに製造が終はり、在庫もないでせうといふことでした。生き殘るためには、從來の充電器を持ち歩くかして、絶えず補充ならぬ補電していくしかなささうです。 

 

今日の寫眞・・・今朝の芝公園(東京タワーと増上寺)と、ぼく愛用の携帶電話