九月廿七日(木)壬戌(舊八月十八日) 曇天ところにより小雨、寒い

 

春本をよんだのに、血壓が低いといふのはどういふことなのでせう。いへ、今日は循環器内科への通院でした。が、ふらふらしてしてゐたので血壓をはかつたら、八〇~五〇でした。むろん擔當の醫師にちかごろの状態をかたり、症状を訴へましたが、では先回追加した藥をやめてみませうと言つただけでした。 

また、のどの違和感を告げたら、それは耳鼻咽喉科の擔當かなと言ふので、これ幸ひと、では靑戸(の醫療センター)に行つてみますと、捨て臺詞ではないですけれど、さう言ふしかありませんでした。いままでこんなことはなかつたのに、納得できない對應がつづくと、どうも不安でなりません。

 

だからといつて、氣分ばらしではないですけれど、今日は、病院の近くといふか新橋にある馬刺の店を探して歩きました。前もつて地圖に記入してゐた店の一軒目は、西新橋二丁目にある 〈馬喰ろう〉。二軒目は、新橋三丁目の 〈馬刺しボブリー〉。そして三軒目はと、有樂町のガード下にあると記してある 〈馬かばい〉 がどうしても見つからず、ガードをくぐりぬけて銀座がはにでたところで、〈馬菜〉 を發見。でもこれらはみな準備中でしたので、夕食は上野かなと思つて地圖を見たら、上野廣小路驛の近くに 〈SAKURA馬―ル〉 といふ馬刺屋があるのに氣づき、探し當てたところ開店してゐたので入つてみました。

 

ところが、(寫眞を見ればわかるやうに)、みな「日本酒・ワインパル」とか、「洋風馬肉居酒屋」とかあつて、馬刺でご飯をいただくやうなところではないんですね。ただ、〈馬喰ろう〉 だけは櫻なべも食べられるやうですから希望がもてます。で、おなかもすいてゐたので、〈馬―ル〉 で、馬刺の赤身(二皿)とご飯を、それにグラスビール注文していただきました。 

たしかに美味しかつたですけれど、結局酒の肴なんですね。柿島屋の馬刺にはかなひませんでした。こんどは、〈馬喰ろう〉 を訪ね、だめだつたら、柿島屋に行くことにしませう。 

けつこう歩いたので、歸宅したら一二三〇〇歩でした。 

 

今日の寫眞・・・馬刺屋四軒と、〈馬―ル〉の馬刺