六月十三日(水)丙子(舊四月卅日) 曇り、日中一時晴

 

今日は、『筑波問答』 を讀み進みました。「⑨発句について」から、「⑩脇句について」、「⑪連歌の点」、「⑫連歌の人数」、「⑬連歌の稽古」、そして、「⑭真実の風体」の項では、〈上古体〉〈中古体〉〈近来体〉の三種の連歌の例をずらりとならべ、その特徴や違ひを味はひなさいといふのでせうが、よくわかりませんでした。残すはあと五項目。今晩中に讀み終へるでせうか。 

それにしても、文字は讀めても述べてゐることの意味といふか内容がまつたくわからないのも悲しいものです。せつかく讀んでゐるのに、くづし字のお勉強のためだけといふはもさびしいです。はい。 

 

今日の寫眞・・昨日いただいた、小松屋さんのうな重と、菅江眞澄著 『伊那の中路 眞澄遊覽記』。昭和四年、「眞澄遊覽記刊行會」から出版されたもので、文字が誰の筆によるのか、眞澄本人のものなのかはわかりません。でも、独特なくづし字です。