五月二日(水)甲午(舊三月十七日) 曇りのち雨

 

昨晩、携帯電話メールで日記を書いたら、途中から鼓動が亂れはじめ、突然の不整脈にびつくり。しばらくしたら落ち着いたので安心しましたけれど、パルスオキシメータで計らうとしたら、亂れて數値が表示されませんでした。明らかに携帶電話の影響だと思ひます。ペースメーカーに電子機器を近づけないやうに言はれてゐたのに、寢轉んで文字を打つてゐたためでせうか。このまま正常に戻ればいいですけれど、ちよいと心配です。 

まあ、起きてゐると激しく自覺があるわけではないので、モモタとココを抱いて、『竹齋』を讀みつづけました。 

 

さう、昨日、森さんから、二回にわたつて行はれた、春のうららの隅田川散策の寫眞が屆きました。いつも俳句を添へてくださるので樂しみにしてゐるのです。 

そのメモに、「盤壽」なんていふ言葉が書いてあつたので讀んだら、將棋盤は9×9=81なので、81歳を盤壽と言ふさうなのです。森さんは、ぼくより10歳上の81歳。まさに盤壽を迎へられたのです! 

しかも、森さんは、ご自身が誕生してからの生存日數を調べてゐて、たぶんメモを書いた日でせうけれど、29586日だつたさうで、あと414日で30000日になるんださうです。 

「長かったような、あっという間のような、不思議な気持ちになりました」。と結ばれてをります。10年おそく生まれたぼくは今何日めなのだらう。 

 

今日の寫眞・・第十一・十二回《史策會》、「隅田川の橋と櫻をめぐる散策」の模樣