二月十三日(月)辛未(舊正月十七日 晴

 

今日の讀書・・昨夜は八時前に寝床に入り、右にも左にも向かずに、仰向けになつてやすみました。が、つい寂しくて、文庫ならいいだらうと思つて、紀田順一郎著『新版 古書街を歩く』(福武文庫) をひろげて讀みはじめました。輕くて仰向けでも本が支へられます。 

またそれが面白くて、また興味深くて、なかなか手放せず、結局夜更ししてしまひました。とくに、宮武外骨については興奮しました。

 

それで、今日の午前中、『歴史紀行五 平安京編一』 のワード版作成を仕上げることができた、はいいのですが、晝食中に激しく咳き込んでしまひ、食事どころではなく、決心して、もちろん妻の運轉ですが、青戸の慈惠醫大病院(東京慈惠會醫科大學葛飾醫療センター)へかけつけました。 

血液檢査に、レントゲン、さらに鼻の中に綿棒をつつこまれての檢査の結果、幸ひ、インフルエンザではありませんでした。病院で體温をはかつたら三八度あり、急にうにからだがほてつてきました。 

咳止めの藥をいただきましたが、どうにか飲まずにすみました。でも本は讀めず、まあ、十分に寢られただけでもよしとしませう。 

 

今日の寫眞・・病院の正面入り口。