九月十日(土)乙未(舊八月十日 曇り

 

今朝の測定は、すべてにわたつてこの二、三日と變はりありませんでした。それなのに、午前中は眠くて眠くて本も讀めずに寢入つてしまひました。ただ、尿はよく出たので、體調を崩すといふことはありませんでした。でも、馬刺しを食べに行く氣力が出てこず、お晝も夕食も、お祭りでいただいたお赤飯ですましてしまひ、ちよいと殘念。 

さういへば、昨日の朝から、朝食をご飯にしてもらつたのでした。朝のパンはどうものどが通らなくて、食欲もわかないのですが、卵かけご飯に、卵焼きとあさりとふきの佃煮に焼海苔といふ贅澤さ! しかも味噌汁つきでぺろりといただきました。 

ところが、わが妻は素直ではありませんね。自分はパン食派ですから、ご飯に對抗したのでせう。なんと、母と納豆を美味しさうに目配せしながらこれ見よがしに食べてゐるのであります。ぼくが藥の關係で食べられないことを知つてのお返しなんでありませう。もちろんぼくはくやしくて無視しました。 

 

今日の讀書・・午後は、『蜻蛉日記』を讀み進みました。 

 

今日の寫眞・・今日と明日、氷川神社の本祭りで近所は大騒ぎ。今年組長を擔當してゐる我が家も、妻が出動してお手傳ひ。夜は母と三人で神社で行はれたカラオケ大會を見に行きました。隣に住む、從兄の正夫さんも參加したので、みなで應援いたしました!