七月十九日(火)壬寅(舊六月十六日 晴、暑い

 

今日は朝一で齒醫者に行き、定期的なメンテナンスを受けてゐるのですが、今朝は、數日前から腫れてきた齒ぐきを診てもらつたら、いきなり突き刺されて藥を注入されたのでした。まああ、痛かつたこと、三度にわたつて、ぼくは、う~、う~、う~と、動かないやうに自分を押さへに抑へてどうにか恥をかかない程度にがまんすることができましたが、これは近年にない痛みでした! 心臟の手術も及ばない痛さでした!

 

それで、といふわけではありませんが、今日十九日の、國會議員會館前で行はれる集會はお休みし、終日ゴロゴロと子猫と遊びながら、それでも、『多武峰少將物語』、二十五丁のうち十丁まで讀み進むことができました。中村眞一郎さんから、「小説は、どれほど長くても、なるべく一息に読むべき芸術である」と、念を押されてゐたものですから、どうにか、齒ぐきの痛みに耐へながら読みました。 

 

オトについて續報。晝ごろ、勝手口を見たら、他のノラに混じつてやつて來ました。さらに夕方にも来たので、捕らへようとしましたが、今回も逃しました。でも、他のノラたちも拒否せず、いぢめてもゐないやうなので、焦らないで、食事には來るやうにさせてあげたいと思ひます。妻も、ほつとしたやうです。 

 

ラフォーレ修善寺から、送つていただくやうお願ひしてゐた、控室ロッカー内の式服等の私物が屆きました。時々にしか身につけませんから式服も靴も新品のやうですが、一緒に、「思いでフォト」と題して、ぼくの仕事の樣子を寫したフォトアルバムのCDが同封されてゐました。 

すぐにパソコンにつなげ、開いて見ることができました。この數年のブラダルフェアーと職員修會のときの模擬式の模様です。四十七枚。よい記念になりました。 

なにしろ、ラフォーレ修善寺の仕事は、ラムと出會つた年からですから、長いおつきあひでした。 

 

今日の《平和の俳句》・・新聞休刊日。 

 

今日の寫眞・・愛用の電氣スタンド。もう、二、三十年も使用してゐますが、特に寢ながら本を讀むのに最高のスタンドなんです。今度の入院のときに持つていきたいので、もう一つほしいのですが、ネットで探しても見つかりません。どなたか知りませんでせうか。 

それと、今日のモモタとココ。