七月十六日(土)己亥(舊六月十三日 くもり一時晴

 

今日もまた無爲にすごしました。と言つても、まあ、ここのところ『歴史紀行』の修正をはじめまして、今日は、第十九册「深谷宿~本庄宿」を仕上げました。日課として、これからも六十二册まで、少しづつ仕上げていきたいと思ひます。できれば、すでにお送りした方々のものと全取り替へしたい氣分です。 

また、靑畳に、モモタとココと同じやうに橫になつて讀書。 

 

今日の讀書・・ピエール・ルメートル著『天国でまた会おう』(ハヤカワ文庫)、昨晩「下」に入り、繼讀中。

 

今日の《平和の俳句》・・「蝉曰(せみいわ)く老死をもって寿命とす」(五十九歳男) 

〈金子兜太〉 蝉が鳴きたてている。蝉時雨だ。蝉は短命というが、聞いていると、ゆっくり生きて、老いて死ね、と聞こえてくる。 

 

今日の寫眞・・ちよいと氣になつた昨朝のテレビ番組から。今日のモモタとココ。