六月(水無月)廿一日(火)甲戌(舊五月十七日・夏至 雨のち曇り

 

今日は終日、『歴史紀行』の編集を行ひました。う~、編集と言ふよりも、修正と言つたはうがいいかも知れません。 

『歴史紀行一 飛鳥・藤原京編』を開いて見て愕然としたのであります。まづ、文章といふか文字の「兩端揃」とか、「字下げ」、「行間」の値についてまつたく無知だつたのです。また、パワーポイントの文字枠の性質がよく分かつてゐなかつたこともあります。見苦しいことこの上ありません。 

むろん、「中仙道を歩く」の頃にはだいぶ使ひこなせるやうになりましたが、最初のうちはただがむしやらに書いてゐたやうな状態でした。それを、知人に送つてゐたかと思ふと冷や汗がたら~りたら~りものですね。 

さらに、載せた寫眞についても、撮つたままの大きさで載せてゐるものですから、出來た一册一册が重たいのなんの。寫眞を加工して、入れ替へなければなりません。『歴史紀行』の一から九と十二のワード版もまだ出來てゐないし、まあ、少しづつやつていくしかありません。 

 

今日の《平和の俳句》・・「夏至の月原発はすぐやめなさい」(六十二歳女) 

〈金子兜太〉 梅雨どきの空から明るい月が叫んでいます。原発なんかおやめなさい。 

〈いとうせいこう〉 さぬき市からのひと言。夏至の月を入れたことで普遍性が出た。句の力。 

 

今日の寫眞・・今日の新聞切り抜き。