二〇一六年三月(彌生)十一日(金)壬辰(舊二月三日 曇天氷雨

 

今日は金曜日、お勉強のために、神田の古本市へいつてまゐりました。あくまでも勉強のため、知識と教養を求めてでありまして、お遊びのためではないことを、ここで改めて自戒を込めて申し上げておかなければなりません。 

まあ、さうは申し上げても、例へばこれから役に立ちさうな江戸・東京散歩のための參考書を探す場合、これはもうふんだんにございまして、目移りがするほどでございます。その中でとくに面白さうな本の書名とか著者名などは、便利な携帯電話の〈メモ帳〉に記憶させておきます。もちろん超レアものはその場で求めなければ二度と手に入らないといふことがありますから、携帶に記録だなんて悠長なことを言つてゐられませんが、この種の本は、ブックオフでも見つかる體のものですから、ほんとうに必要にせまられたときには、ネットで購入することができます。 

ただ、はじめからネットを賴りにしてゐるだけですと、これぞと思ふ本との出會ひはむづかしいでせう。やはり足を運んでみないと、どんな本があるのか、またあつたのかがわかりません。それで、掘り出し物との出會ひにこそ古本屋めぐりの醍醐味がある、と言はさせていただきませう。 

 

今日の寫眞・・今日、三月十一日を忘れないための切り抜き。それと、ステレオ立體寫眞をいつでも簡單に見ることができるための寫眞のファイルの仕方。そして今日の立體寫眞。どうも人物が入ると見にくくなつてしまひますね。

 



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