十二月十五日(火)乙丑(舊十一月五日) 曇天
今日、ちよつとがつかりすることがありました。一緒に中仙道を歩いた方々の中で、たまたま、今まで知らなかつた十人ほどの方のアドレスが分かつたので、『歴史紀行』をお送りしたんですが、『中仙道を歩く(廿五)』までお送りしたあたりでせうか、突然ある方から迷惑だから送るなとのお叱りがありました。
反應がないのは覺悟の上ですし、感想とか返事がいただけなくても、讀んでくださる方がをられるに違ひないとの一縷の望みを胸に勵んでまゐりましたが、直に送るなと言はれたのははじめてです。まともに迷惑がられるとつらいものがあります。
まあ、勝手に送つたのがいけないんでせうが、一緒に中仙道を歩いた方だからいいだらうといふ甘えがあつたのかも知れません。かういふことつて、どうしたらいいんでせうか?
やはり、送る前に、許可を得ておく必要があるんでせうかね。これからはもつと氣をつけて送るやうにしたいと思ひました。久しぶりに落ち込んでしまひました。
それで、『北國街道を往く(三・後篇)』の執筆にかかり、芭蕉や「さんせう太夫」についても、もういちど讀みなほしました。
今日の寫眞・・野良猫三兄妹のまんなかのブンゴくん。脚の怪我もよくなり、とても元氣で食いしん坊です。