十二月十二日(土)壬戌(舊十一月二日 晴

 

今日は、《戦争法廃止 12・12 安倍たおせ! 集會》に參加してまゐりました。會場が、千駄ヶ谷區民會館といふものですから、千駄ヶ谷驛のそばだらうと思つて出かけたら、なんのなんの遠くてタクシーで横付けしてしまひました。二時開演ぎりぎりでした。會場内ではすでに、沖縄のみなさんの警察機動隊との闘いの樣子のビデオが映されてゐて、國家權力が牙をむき出した姿を見せてゐました。

講演は、先月十九日に、參議院議員會館講堂で行はれた、《『さあ、安倍政治を終わらそう』一一・一九集會》と同じ、東京新聞論説兼編集委員・半田滋さんでした。内容的には似かよつてゐましたが、いや、常に復習して記憶にとどめておくべき内容でありました。

いやな推測ですが、もうあと數年もたたないうちに、自衛隊はアメリカの要請で戰場へ驅り出され、必ず血を流すことになるのでせう。戰爭法を成立させてしまつたので、「いや出來ません」、と要求を斷る理由を自ら放棄してしまつたからです。

まだオバマさんは歴代大統領の中で最も穏健なんださうです。しかし、來年十一月に選ばれる次期大統領は、誰にせよより好戰的な人物になることは明らか、恐らくイスラム國ISに對して地上軍を派遣し、それに我が自衛隊も支援させられることは自明のことのやうなんですね。しかも我が國としては軍人として送るわけではないから、軍事法廷がなく、もし人を殺せばその國か日本の普通の法律で本人が裁かれることになるといふのです!

そもそも、軍事同盟といひながら、我が國は血を流してゐないのだから、これではアメリカと對等ではないから、自衛隊にも血を流してもらひませうといふのが安倍首相の望むところでもあります。信じられますか。そんなことを口に出してゐる首相なんですよね!

そんな馬鹿な、ではないんです。あちこちで語つてゐるんですが、どこのメディアも傳へてゐないだけなんです。そんな話を聞いてゐて、ぼくはいやあだなあ、こんな首相や政權をそれでも支持してゐる人々とはどんな顔をしてゐるのか見てみたくなりました。

歸りは原宿驛まで歩きました。近かつたです。でもすごい人出! 若者であふれかへつてゐました。

千代田線で三十五分。無事歸宅すると、妹とその娘の彩ちやんが生後二ヶ月の赤ちやんを連れてきてゐました。母には二人目のひ孫です。

きょうは、五八八〇歩歩きました。寢てばかりゐるとからだが痛くなるので、體操のつもりで歩いたんですが、それでもどうも具合がいまいち。腰骨の左脇が時々痛くなるんです。體形によつては激しく痛みます。風邪は治つてきたかと思ふのですが、月曜日にまた慈恵靑戸病院に行つたはうがよささうです。

 

今日の寫眞・・今日の切り抜きと講演會のポスター。その樣子。そして母とあいなちやん。

 




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