三月十九日(木)甲午(舊正月廿九日 曇天、午後一時雨

今日はたうとうOCNサポートセンターに電話して、リモート點檢をしてもらひました。作業中に、何度となく“凍結”してしまつて、何分も、時にはずつと動かなくて仕事にならないことが何度となく起こつたからです。

それと、「Atok」はそのままに、「一太郎2014」を削除してもらひました。ぼくの作業においては不必要であるばかりか、一太郎の情報が毎日届いて迷惑であつたからです。

これで、少しは輕くなつてくれればいいと思ひます。

 

また、『中仙道を歩く(廿四)』、册子版の編集を進めましたが、昨日判明した板垣退助についての部分をどのやうに書くか、時間をとつてしまひました。まあ、恥ずかしいことですけれど、考へたら同じやうな過ちや勘違ひはあちこちで犯してゐるのではないかと思ふのです。さう考へると怖くもありますが、「過則勿憚改(過てば則ち改むるを憚る勿れ)」(『論語』)と、孔子さんもおつしやつてをられますし、氣がついたらすぐ改めればいいのだと思ひます。

 

今日の寫眞・・昨日、ネット注文で屆いた、『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』(吉川弘文館)です。が、この三月十日に發行された新本なんです。でも魅力的でした。

「古代・中世の史料は、『変体漢文』という独特な文章で綴られるが、これを読解する入門書は存在しなかった。史料の品詞や語法を正確に解釈するためのはじめての手引書。豊富な文例に訓読と現代語訳を配置。演習問題も付す。」

どうです。ぼくは、昨日からだいぶ讀み進みました。わかりやすいといふか、覺えてゆけばよいといつた内容ですから、迷ふことがありません。今までにも、『日本古代史を学ぶための漢文入門』だとか、『變體漢文』とかありましたけれど、説明が多すぎて、どこが本當に大切で覺えなければならないのかがはつきりしなかつたのです。それに對して、この本は親切で、即實踐的です。


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