十二月八日(月)癸丑(舊十月十七日 晴れ

 

ワード版『中仙道を歩く(二十一)』を、册子版に作りかへはじめました。まづ、ワード版をコピーしておいて、それから寫眞をすべて削除します。いきなりコピーすると、寫眞までコピーされ、それでは編集に困るからです。

それから、見開きの頁のバランスを考へながら、寫眞を入れる餘地を空けて、區切りながら文章をコピーしていきます。慣れるとけつこう早く進みます。パワーポイントはおりこうさんなんです。

 

心を入れかへて、晝から、弓道場へ行きました。中辻先生はじめ、川崎さんに齋藤さん、先日の會食のメンバーの勢揃ひでした。まづ、みなさんに先日の會食の寫眞と、『中仙道を歩く(廿・前後編)』の册子版を差し上げました。

最近は、册子にするのが、樣々な理由で億劫になつてしまつて、普段お會ひしてゐる人には差し上げることがなかつたのです。その點パソコンは便利で、添付して送つてしまへばいいのです。でも、顔が見えませんからね。それがさびしいです。はたして讀んでくれてゐるのかもわからないからです。パソコンに賴りすぎてはいけないと思ひます。

また、夜には、明日の史策會の方のために册子版を作成しました。やはり、パソコンを使つてゐない方のためです。でも、いつも喜んでくれる方々なので嬉しいです。そもそも、中仙道紀行を書きはじめた切つ掛けは、この史策會だつたのですから、疎かにしてはなりませんのです。はい。

 

今日の寫眞・・二〇一三年一月卅日、中仙道を歩く初日の日本橋。道路中央に黑く見えるのが、「日本國道路元標」。それと、當日、東京大學を訪ねたときに垣間見た弓道場。独り、黙々と稽古に勵む學生の姿もいいものです。

 


コメント: 0