十一月十四日（金）己丑（舊閏九月廿二日）　晴

『中仙道を歩く（二十）』、册子版の前編と後編とが續いて仕上がり、夜、別々に確實な方十七名と、不確實の方七名にメールに添付してお送りしました。不確實の方といふのは、パワーポイント機能をお持ちであるのかがはつきりわからない方々のことです。なければ、ワード版で滿足していただくしかないんですが、なにも返事がないのが寂しいですね。

今日は、それで、「中仙道を歩く」のはうが一段落しました。書いてゐて、旅が雨と曇天で、太陽がちつとも顔を出してはくれなかつたことを思ひ出し、鬱になるといふ氣分が少しわかる氣がしました。二十五日からの次回の旅が、晴れることを願はずにはおれません。

今日の寫眞・・『百人一首』はクロスワードパズルであるといふ證據！　つまり、「色紙」（かるた）だからこそ、自由に竝べかへることができる。年代順にとらはれる必要もない。すると、キーワードが、四方八方に手を取つて結びあひ、クロスワードとなる仕掛けなのでござりまする！　いや、わからねーだらうな？