十一月八日(土)癸未(舊閏九月十六日) 曇天

 

『中仙道を歩く(二十・後編)』、木曾義仲についての部分を書き終へることができました。『平家物語』を讀んでゐて、もやもやしてゐたことが晴れた感じです、が、なんだか、精力を使ひきつてしまひました。

二日目が書き終はり、あと一息です。早くまとめたいと思ひます。

 

朝、ユニコム葛飾から電話があり、「出前サービス」に來てくれることになりました。来週火曜日です。樂しみです。

 

今夜の“夜のピクニック”はお花茶屋までの往復でした。ところが、古本屋の外の棚で見てゐると、背中をかすめるやうにして、パトカーが何臺も通つて行きました。大事件かと思つて、野次馬まるだしのぼくと妻が現場にたどりついてみると、たんなるもめ事のやうでした。ウーウーサイレンを鳴らして、五臺も集まつたわりには、何ァァんだ、でした。

 

今日の寫眞:『平家物語 百二十句本』(古典文庫)のうち、〈第八十三句 かねひら〉の冒頭部分。それと、今日、『中仙道を歩く(二十・後編)』で引用した、兼實の日記、『玉葉』の部分。「先院中御用心之條頗過法、是何故哉、偏被敵對義仲也、太以見苦、非王者之行(院の御用心は法に過ぎる、何故なのか、義仲に敵對してゐるからだらう、はなはだ見苦しくて、王者の行ひではない)」(寿永二年(一一八三年)十一月十八日の條)。三枚目は、書評で好評だつたのでもとめた五十圓均一本。それと、街のお騒がせ!

 



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