八月十九日(火)壬戌(舊七月廿四日) 晴れ、暑い

 

ラフォーレ修善寺にて、實習生の修のための模擬結婚式を擔当しました。七日の日に續いて、後半の三十名の實習生のために行なひましたが、式のあとのミーティングでは、これも前回と同じく、接客の仕事において大事なことを、いくつかお話をいたしました。まあ、ぼくはいつもお客の立場ですから、そこで氣づいたことを取り上げたわけです。それと、まだ十八、十九の靑年、とくに八割がた女性の方たちですから。男と女の出會ひについてお話をしてあげました。何となく恥ずかしさうに、でも、興味津々といつた顔つきで聞いてくれました。

ああ、日歸りはやはり疲れます。『夜明け前』を持つていつたのに、何ページも讀めませんでした。 

 

今日の寫眞:野良猫の寅とともに、臺所の裏に現れる野良猫の黑。東京驛新幹線ホームの賣店の上で大聲で鳴き叫ぶカラス。それと、小田原驛の手前、馬込川あたりから寫した富士山と丹澤の山々。この時以降、富士山は雲に隠れて一日見ることができませんでした。

 


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