七月十七日(木)己丑(舊六月廿一日) 晴れのち曇天

昨夜、『歴史紀行二十八 中仙道を歩く(十五) 小田井宿~八幡宿』を書き終へ、いつもの四十二名の方々に(メールに添付して)お送りしました。ところが、全員に送らうとしたらエラーがかかつてしまひ、仕方なくまた前回と同樣に四回に分けて送りました。たぶん届いただらうと思ひます。ドイツの三輪愛博君のところから返事をいただいたので、その他は日本國内です、大丈夫でせう。

 

ちよつとヘマをしてしまひました。デスクトップ・パソコンには、外付けハードデスクを二つ付けて、萬一の場合に備へてゐるんですが、つないだまま、その一つから、他の方へ、おさまつてゐる音楽ファイルをコピーしたのです。ところがそれが大容量過ぎて、時間がかかつてしまつたのです。の十一時ころからはじめて、九時過ぎの今、まだ四十七パーセントなんです!

それで、ほかの作業ができず、急遽ノートパソコンを使つて、「中仙道を歩く(十六)」の寫眞選別と加工をはじめました。夜、十一時ころには仕上がりました。

 

今夜は、外に出ると、ときどき雷が光つてゐました。音こそしませんが、どんよりと厚く雲がたれこめてゐます。あまりいい氣分ではありません。さういへば、ラムは、どんなに雷が音高く鳴り響いても、まつたく動揺しなかつたね、なんて妻と話しました。ぼくたちもびくびくしなかつたので、それで安心してゐたのでせう。

ただ、ラムが下にゐるのに氣がつかずに、ぼくが木の上から剪定した木の枝をおとしたことがあり、そのときには飛び上がつて驚いてゐました。そのためか、ぼくが木に登つたりすると、すつとそばから離れていくんです。さういふところは賢かつたですね。

 

注文した、『德川實紀索引』人名編と幕末編が届き、すぐ代金を振り込みました。

 

今日の寫眞:木漏れ日にいだかれたラム。「狂犬病予防注射済」の札のすべて。はじめのうちは首輪をしてそれに付けてゐたので、だいぶ傷ついてゐますが、首輪をつけなくなつて以降の札は、眞つ新(まつさら)です! さすが、今年は注射を受けさせませんでした。