六月廿二日(日)甲子(舊五月廿五日) 小雨のち曇天

もう記するのもうんざりですが、昨晩もオシッコとウンチのために起され、行きはよいよい歸りは抱つこでした。二時半頃でしたが、何んと、行き交ふ人の多いこと、晝間だつて人に會はないといふのに、お巡りさんを含めて五人の人とすれ違ひました。

今朝はまた今朝で、連れ出されたはいいけれどもただ少し歩いただけ。結局、今日は、オシッコに四回、ウンチには三回連れ出され、そのたびに抱いて歸つてきました。いや、まだかなり重たいのです。階段を上がつて所定の場所におろすころには毎回息が切れてしまひます!

夜になると徘徊といふのでせうか、部屋をぐるぐると、よちよち歩き廻るので、それで夕べもなかなか寝付けませんでした。もちろん階段から落ちないやうに塞いではゐますが、よく歩けると思ひます。今夜も、はやくも徘徊がはじまりました。

けふは一日、ラムのそばにゐてあげて、ついでに、『勝海舟(二)』を読み進むことができました。

 

今日の寫眞:けふのラム。徘徊にくたびれてか、一時ぐつたりと横になつたラム。