四月六日(日)丁未(旧三月七日) 晴れ、日中一時雨、肌寒い

今日は、起床後、服を着替へ、一日静かに机に向かつてお勉強をして過ごしました。芭蕉先生の、『野ざらし紀行』に続いて、『鹿島詣』を読みはじめたのです。ところが、同じく「芭蕉自筆 鯉屋伝来」本なんですが、素人目にはどうしても同じ人が書いたとは思はれない筆づかいなんです。筆の太さからして違ひます。鉛筆や万年筆と違つて、筆を使ふその状況に応じて微妙は変化が生じるのでせうかね?

やはり努力のし甲斐はあります。断然読み進む速さが違つてきました。むしろ、抑へながら、かみしめながら読むのに気を使ふくらいです。このままでいくと、入院中は、『笈の小文』でせうか。一応、『奥の細道』(これだけは、和本なんです!)も忘れないつもりです。

また、けふは、ラムとも一緒に過ごせました。ドッグフードを変へてから、俄然食欲が出てきて、元気になりました。体重も少し増えたやうです。

 

今日の写真:ラムとお勉強。ベランダの寅ちやん!