十二月二十九日(日)己巳(旧十一月二十七日) 晴れ 

今日は、ぼくの人生にとつて特別の日になるかも知れません。まさか、ブログといふのか、ホームページといふのか、公開を前提とするやうな紙面にものを書くなんて、夢にも思はなかつたからです。ぼくは、何事も、大げさに考へてしまふのかわかりませんが、「ひとりあそびぞわれはまされる」の精神で、この初心を貫いていかうと思つてゐます。

再びユニコムの岩井さんに来ていただいて、今年最後で最強のご指導を受けることができたのです。まづ、起動のわるさを改善し、デスクトップから不必要なアイコンをしまつたり、削除したりしてさつぱりと掃除しました。それから、新しいブログを設定していただいたのです。楽天ブログといふのに一年前に設定したのですが、何が何やらわからず終ひで、今日削除してしてもらひました。

今度設定していただいた、Jimdo(ジンドゥ)のどこがいいかと言ひますと、画面がシンプルであること、これにつきますね。もちろん写真も載せられます。しかも、「しゅみくら日記」に書いたものをワード文書にコピーしてゐたのですが、それを、さかのぼつてこの紙面にコピーできることも、ぼくの完璧主義(?)にあつてゐます。

それで、ひと月といふ短い期間でしたが、「趣味人倶楽部」の「しゅみくら日記」を閉じます。おそらく直に読まれた方はをられないと思ひます。安心して、飛ぶ鳥跡を濁さずに去ることができます。さあ、忘れないうちに、少し復習をしなければなりません。

ところで、午前中は、「中仙道を歩く十一」を書き続けました。安中宿、大名小路を歩いて、郡奉行役宅と武家長屋を見学したこと。昼食後は、商店街(旧中仙道)を通り、新島襄の両親が住まはれてゐた家を訪問したあたりのことを記しました。それで、今日は熱くなることもありませんでした。でも、今回の旅も、山場を越えたやうで、ちよつとほつとしました。

今日の写真:郡奉行役宅と日溜りに憩ふお犬さま。新島襄の両親の住居。安政の遠足(とほあし)を描いた用水タンク。